中古ドメインでブログ運営を始めようと思うんだけど、どうやって探したらいいんだろ?
注意点も気になるな・・・。
こういった疑問に答えます。
この記事を書いている私は、現在中古ドメインで運営しているブログを複数持っていますので、探し方や購入方法等は分かっています。
今回は、中古ドメインの探し方や購入方法、注意点等についても解説していきますね!
目次
中古ドメインはSEO効果に期待できる!
こちらの記事では、中古ドメインとは何か?メリットデメリットは何かについて解説しました。
「中古ドメインって何?」という方はまずはこちらの記事から読むことをおすすめします。
上記の記事でも触れていますが、中古ドメインを利用して新しくブログ運営を始めた場合、最初から被リンクが付いているので、最初からSEO効果が高い状態から始めることができます。
ですから、早い段階でPVが集まりやすいですし、収益も上がりやすいです。
新規ドメインだと、初報酬までの道のりが非常に長いです。(※アドセンスを除く。)
この恩恵を受けたいがために、中古ドメインを利用するのです。
私はもう今後中古ドメインのみでいいかな!と思いつつあります。
中古ドメインはペナルティに注意!
中古ドメインはSEO効果に期待できますが、必ずSEO効果が表れるわけではありません。
現に、中古ドメインの販売業者のサイトには、「必ずSEO効果が得られるというわけではありません。」と注意書きがあります。
中古ドメインには当たり・ハズレがありますが、中でもペナルティには注意が必要です。
ペナルティは、自動ペナルティと手動ペナルティがありますが、手動ペナルティの場合はサーチコンソールに登録することで判断できます。
中古ドメインは、過去に誰かが使っていたドメインです。
ドメインを手放した理由があると思います。
中には更新期限がいつの間にか切れていた!という場合もあるでしょうが、手動ペナルティを受けてしまい、復活に時間がかかりそうということで、捨ててしまう場合もあります。
手動ペナルティを受けていた場合、まず解除からしなければいけません。
マイナスからのスタートです。
手動ペナルティは私も過去に受けたことがありますが、解除するのはかなり難しいです。
ですから、手動ペナルティを解除するよりも、新しくドメインを取得し、コンテンツを乗せ換えてしまった方が復活しやすいです。
中古ドメインを取得する前に必ず、以下のことは確認しておきましょう。
- 「site:ドメイン名」でGoogleで検索する(※インデックスの有無を確認)
- WayBackMachineで確認する
- aguseで確認する
コンテンツがある場合、「site:ドメイン名」でGoogleで検索すると、検索結果一覧に表示されます。
WayBackMachineは、過去のサイトの状態をアーカイブとして保存されていますので、保存された日の状態を確認することができます。
また、aguseは、そのドメインがブラックリスト入りしていないか調査することができます、URLを打ち込んで「調べる」を押すと、結果が表示されます。
全て「SAFE」が表示されていればOKです。
ブラックリスト入りしてる場合は、判定結果に「CAUTION」が表示されます。
最低限これぐらいはチェックした上で取得して
中古ドメインの探し方や購入方法は?
中古ドメインは無料で取得する方法と、有料で購入する方法があります。
それぞれ詳しく解説していきます。
無料で取得する方法
まず、期限切れドメインを確認できるサイト(ExpiredDomain.net)にアクセスしましょう。
「ExpiredDomain.net」では、条件指定して、指定した条件に一致するドメインを抽出することができます。
登録無しでも使えますが、登録すれば詳しい条件指定ができるようになりますので、登録することをおすすめします。(※無料です。)
以下のページから登録できます。
では、どんな条件を指定すべきかというと、私が中古ドメインを探すときに指定しているのが以下の項目です。
「Common/Additional/Adwords & SEO/Majestic」の各タブで指定している項目を紹介します。
たくさんの設定項目がありますが、私が設定している条件を紹介します。
Common
- 「no Adult Names」にチェック ※アダルト除外
- 「only with Alexa Rank」にチェック ※Alexa Rankが付いている
- 「WBY」のmaxを2年以上前に指定 ※ドメインがWho isに登録された年
- 「only new last XX hours」にチェック ※XX時間以内に追加されたドメイン
- 「only available Domains」にチェック ※取得可能ドメイン
Additional
- 「Original gTLDs」は「com/net/org/biz/info」をチェック ※抽出したいドメイン
- 「ccTLDs – Country Code TLDs」は「jp」をチェック ※抽出したいドメイン
Majestic
- 「Trust Flow」のminを設定 ※MajesticのTF(トラストフロー)の値(リンク元のドメイン信頼度の平均)
- 「DomainPop」を設定 ※リンクされているドメイン数
良いドメインは見極められてすぐに取得されてしまいますので、最近ExpiredDomain.netに追加されたドメインに絞ってチェックするのが良いと思います。
有料で購入する方法
上では無料で中古ドメインを探す方法を紹介しましたが、無料だと良さそうなドメインを見つけるまでかなりの時間を要します。
中古ドメインを取得する場合、購入するのが一般的な取得方法となります。
日本の中古ドメインの販売業者は複数ありますが、代表的な業者を紹介します。
中古ドメイン販売屋さんが最も有名で、2番目にアクセス中古ドメインという感じでしょうか。
中古ドメインの選び方は?
日本ですと、上で紹介した2つの業者だけ押さえておけば十分と思いますが、ではどんなドメインを取得したら良いのか?について解説していきます。
中古ドメインの販売価格はピンキリで、数千円のものから数十万円のものまであります。
高いから効果がある!と言い切れるものでもなく、どの業者も販売ページのどこかに「必ずSEO効果が得られるというわけではありません。」と注意書きがあります。
実際に使用してみないと、当たり・ハズレが判断できないわけです。
一般的なのが、有望な中古ドメインを複数取得して、それぞれでサイトを立ち上げ、同じキーワードで投稿し、順位の動向をチェックし、一番反応がいいものを選別していくというやり方ですが、私はもうそれだと時間とお金がかかるので、ある程度見極めて、もう「これだ!!」と決めたもので、ガチっていくことにしています。
ドメインを選ぶ際に、どんなことをチェックすればよいのか、まとめました。
- ドメインエイジ
- 中古ドメインの過去の運営履歴
- 中国語やロシア語の運営履歴のあるサイトは避ける
- アダルトサイトの運営履歴のあるサイトは避ける(※アダルトサイトを運営する際はOK)
- ahrefsのDR・UR、MajesticのTF・CF、MOZのDA・PA
- 被リンクの質と量
- 日本の公式サイトは当たりが多い
- トップページとサブページの被リンク比率
ドメインエイジ
中古ドメインであっても、1年前に取得されたものであれば、新規ドメインとあまり変わりません。
ドメインエイジは長ければ長いほどいいものではありませんが、短すぎるものは絶対に避けるべきです。
過去に運営していたサイトとジャンルを大幅に変更する場合は、過去に運営していたサイトのジャンルの色が濃いので、あまりドメインエイジが長すぎるドメインでない方がいいかもしれません。
ただし、ドメインエイジが短いものでも3年以上は経過している方が良いでしょう。
中古ドメインの過去の運営履歴
中古ドメインは過去の運営履歴が調べられます。
先程紹介したWayBackMachineで調べることができます。
URLを打ち込んで、日付をクリックするだけで、保存された日時のアーカイブをチェックすることができます。
中国語やロシア語の運営履歴のあるサイトは避ける
一般的に、中国語やロシア語のサイトが運営されていた中古ドメインはスパム率が高いと言われています。
ハズレドメインを避ける意味でも中国語やロシア語のサイトが運営されていた履歴のある中古ドメインは避けた方が良いでしょう。
また、私たち日本人にはまず読むことができないであろうアラビア語のものもあまりよくないという情報があります。
アダルトサイトの運営履歴のあるサイトは避ける(※アダルトサイトを運営する際はOK)
中古ドメインの販売業者では、アダルトサイトの運営履歴があるかどうかを明記しているところがほとんどですが、上で紹介したWayBackMachineで調べることもできます。
アダルトサイトを作る場合は、元アダルトサイトのドメインでもOKですが、一般サイトを作る場合は元アダルトサイトのドメインは避けるべきです。
ahrefsのDR・UR、MajesticのTF・CF、MOZのDA・PA
主要なSEOツールにはahrefs、Majestic、MOZがありますが、それぞれ独自にドメインの強さとページの強さを表す指標があります。
それぞれ基準が異なり、ahrefsのDRは高いのに、MOZのDAはかなり低いということもあり得ますので、あくまでも目安として捉えましょう。
これらの指標で重視すべきは、ahrefsのDR、MajesticのTF、MOZのDAです。
ドメインの強さを見るべきと私は思います。
被リンクの質と量
被リンクの質と量は中古ドメインの販売サイトでチェックすることができますが、各SEOツールで調査することができます。
一応販売サイトのものを鵜呑みにせず、自分で調査するのが安心です。
販売サイトのページを作成した頃より、減っていることが多いです。
被リンクの質については、自分の目でリンク元を目視でチェックしたり、SEOツールでもチェックすることができます。
私は、ahrefs、Majestic、MOZの中ではahrefsをおすすめします。
ahrefsは有料ですが、7日間の有料トライアルが用意されております。
非常に詳しくサイトの解析ができて便利です。
一応目安でどれぐらいの評価のページからリンクされているかもチェックすることができます。
Wikipediaやdmoz、教育機関や政府機関等からの被リンクは質の高い被リンクと言えます。
また、被リンクは多ければ多いほど良いというわけではなく、リンクされているドメイン数やIP分散についてもチェックすべきでしょう。
極端な話、被リンクが10万とかあるのに、リンクしているのが10ドメインしかないというのであれば、1ドメインから大量にリンクされていることになり、不自然です。
Googleからの評価を高めるために意図的にリンクしていると判断されかねません。
日本の公式サイトは当たりが多い
日本の公式サイトは当たりドメインが多いようです。
例えば、映画やドラマの公式サイトです。
こういった元映画やドラマの公式サイトのドメインを利用して、VODの特化型ブログを作っている方はかなりの利益を出しているようです。
この場合、日本語ということと、過去のジャンルと親和性があるということが影響していると思われます。
トップページとサブページの被リンク比率
被リンクは、トップページに当たっている場合と個別のサブページに当たっている場合があります。
どちらがいいのかというと、極端な話、トップページ100%、サブページ0%が理想です。
サブページへのリンクがもったいないからと言って、トップページに301リダイレクトするのは避けるべきです。
Googleから目を付けられる可能性があります。
中古ドメイン販売屋さんもアクセス中古ドメインも、リンクジュース比率(トップページとサブページの被リンク比率)も記載されているので便利です。
ahrefs等のSEOツールを利用している場合は、被リンクされているページをチェックすることができますから、中古ドメインを購入する場合は、トップページとサブページの被リンク比率もチェックするようにしましょう。
そもそもトップページへの被リンク比率が85%以下は私は取得しないようにしています。
まとめ:中古ドメインの探し方や購入方法は?ペナルティに注意せよ!
いかがでしたか?
今回は中古ドメインの探し方や購入方法等について、解説してきました。
新規ドメインだと育てるのにかなり時間がかかりますが、中古ドメインだと時短になるのがメリットですね。
私が今運営している特化型ブログは、購入したものではなく、拾って取得したドメインです。
そのブログの運営報告はこちらの記事で解説していますので、気になる方はチェックしてみてくださいね!
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