独自ドメインでブログを始めようと思うんだけど、中古ドメインって何だろう?
こういった疑問に答えます!
この記事を書いている私は、現在所有しているブログのほとんどが中古ドメインで運営していますので、新規ドメインと中古ドメインとの違いや、メリット・デメリットも理解しています。
今回は、中古ドメインとは何か?メリット・デメリットも一緒に解説します!
目次
中古ドメインとは?
まず、ドメインとは、インターネット上の住所のようなもので、サイトを識別する情報として利用します。
例えば、「abcde.com」のようなものがドメインですね。
インターネットを利用して目的の情報にアクセスする場合、「123.456.789.123」のようなIPアドレスを指定する必要がありますが、これだと数字の羅列で分かりにくいですよね。
そこで、内容を識別しやすく、覚えやすい文字列に変換したものがドメインというわけです。
通常、あまり知識のない方で、ブログを始めよう!というのであれば、アメブロ等の既存ブログサービスを使うことが多いと思います。
アメブロでブログ開設した場合、URLは「https://ameblo.jp/xxxxxx/」のようになります。
「https://ameblo.jp/」の部分は固定で、その後の「xxxxxx」の部分が自分のIDのような感じです。
これが、独自ドメインだと、自分で決めることができます。
独自ドメインには、新規ドメインと中古ドメインがあります。
通常、ドメイン取得サービスで取得した場合、基本的には新規ドメインとなります。
一方、中古ドメインとは以前誰かが取得し、使用していたドメインです。
ドメインには期限がありますが、もうブログをやめようということで、「abcde.com」のドメインの更新をしなかったとします。
すると、「abcde.com」を新規で取得できるようになります。
中には、新規ドメインだと思って取得したドメインが、偶然にも誰かが同じドメインで運用していた過去があったという場合もあり得ます。
実際、トレンドブログを運営していたとき、新規ドメインと思って取得したドメインが実は中古ドメインだったということに、後で気が付きました。
中古ドメインのメリットは?
中古ドメインのメリットは色々ありますが、一番はやはり被リンクです。
過去に別の人が使用していて、サイトを運営していたわけですので、ほとんどの場合、他のサイトからリンクされていることが多いです。
例えば、「あ、このサイト分かりやすいな!」と思い、誰かが自分のブログで紹介したとします。
被リンクとはこういうことですね。
検索エンジンの順位を決める要素の1つに、被リンクがあります。
新しくサイトを運営する場合、中古ドメインを利用すると、最初から被リンクが付いているので、最初からSEO評価が高い状態から始めることができます。
例えるなら、本当はレベル1からスタートするところを、レベル30ぐらいから始められるという感じです。
中古ドメインは、既に検索エンジンから評価を得ているので、早い段階から上位表示されやすいです。
新規ドメインでサイトを開始すると、最初は全く上位表示されませんので苦労しますが、中古ドメインを使うとショートカットして時短になるということです。
労力や時間のコストダウンが見込めるというわけです。
中古ドメインのデメリットは?
中古ドメインにはメリットばかりではなく、デメリットも存在します。
まず、デメリットとして挙げられるのは新規ドメインよりもコストがかかるということです。
後述するのですが、中古ドメインは業者から購入するのが主流となっていますが、中古ドメインの価格は高いものだと数十万円、安いものだと数千円といった感じです。
新規ドメインだと「.com」のドメインが千円ぐらいで取得できるじゃないですか。
ドメインの取得費用は新規ドメインのほうが断然安いです。
また、先程中古ドメインはSEO効果があると言いましたが、逆に悪影響を受けてしまう場合もあります。
中古ドメインは過去に運営されていたサイトの評価が引き継がれますが、良い評価だけではなく、悪い評価も引き継ぐのです。
被リンクには質の低いものもあります。
かつては、被リンク数が重要視されていましたが、現在は被リンクの質が重要視されます。
手動ペナルティを受けていたドメインを取得してしまった場合、手動ペナルティも引き継ぎますので、この場合はマイナスからのスタートということになります。
最悪の場合、Googleの検索結果に全く掲載されない(インデックスされない)という場合もあり得ます。
中古ドメインには当たり or ハズレがありますので、きちんと見極める必要があるのです。
手動ペナルティを食らったドメインを放流したら、誰かがソッコーで取得していましたw
中古ドメインの入手方法は?
中古ドメインは、業者から有料で購入する方法と自分で無料で探す方法があります。
無料で探す場合、新規ドメインの取得費用のみですが、業者から有料で購入する場合は、ピンキリです。
安いものですと数千円ですが、高いものは数十万円まであります。
価格は被リンクの質や数、ドメイン名、運営歴等により決まっています。
無料で入手する方法
中古ドメインを無料で入手する場合、ExpiredDomain.netで探すのが一般的です。
「Show Filter」から各種条件を指定して検索します。
中には強いドメインが落ちていることもありますが、その場合即取得されると思ってください。
スピード勝負になります。
有料で購入する方法
中古ドメインを販売している業者は複数ありますが、以下の2つが有名です。
最も有名なのが中古ドメイン販売屋さんです。
中古ドメイン販売屋さんでは、毎週水曜日に大量に中古ドメインが入荷されます。
早朝は新しく追加されたドメインをチェックすることはできますが、購入ができないようになっています。
10時になったら購入できるようになりますが、こちらもスピード勝負です。
中古ドメインは期限が切れてから遅く入手すればするほど、被リンクは少なくなっていきますので、中古ドメイン販売屋さんで購入するときは、ずっと売れ残っているものよりも、入荷したばかりのものを選ぶのが良いです。
次に有名なのがアクセス中古ドメインです。
こちらは、サイトの作りが分かりやすくて選びやすいですね。
こういった中古ドメインの販売サイトもありますが、
海外にも中古ドメイン業者は存在しますが、業者がドメインを所有しているわけではなく、今取得できる強いドメインの情報を有料で公開している業者もありました。
海外の中古ドメインの販売業者はこういうシステムの方が主流のようです。
まとめ:中古ドメインとは?メリット・デメリットを解説!
この記事を読んでいるということは、中古ドメインでサイト運営を考えているのだと思います。
中古ドメインは無料で入手する方法と、有料で業者から購入する方法があると言いましたが、個人的には業者から買う方が確実かなと思います。
探す手間も省けますし、手動ペナルティを受けていないことも確認した上で販売していますからね。
最近はVODサイトを運営している人がかなりいますが、あれも中古ドメインで運営している方が多いです。
特に、元々ドラマとか映画の公式サイトだったドメインですね。
ジャンルも同じですし、ドラマや映画の公式サイトの強いドメインを取得できたらかなり有利でしょうね。
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