ノアコインってどうなった?
数年前は日本人がノアコイン、ノアコインって言ってたよね。
こういった疑問に答えます。
実は、私もノアコインは保有していたことがあります。
今も少しばかり保有していますが、正直どうでも良いです。
価格が暴落しすぎており、ゴミ同然です。
私は100万円ぐらい損をしました。
当記事では、「ノアコインの現在は?詐欺確定?価格はどうなった?」と題して、徹底解説しています。
目次
ノアコインとは?
ノアコインとは、フィリピンの貧困問題や海外労働者の送金手数料等の社会問題を改善するプロジェクトです。
プロジェクトを立ち上げたのは「Noah Foundation」というフィリピンの非営利団体で、主要メンバーに日本人はいません。
2017年にICOが行われ、キングオブコインこと泉忠司氏が日本でマーケティングし、投資家から40億円以上を集めました。
このように、プロジェクトを立ち上げたのはフィリピンの非営利団体で、泉忠司氏は協力する形でプロジェクトに関わっていたとされています。
当時、ICOブームで、ICOに参加することで莫大な利益を得る人が現れましたので、ノアコインにも投資して一稼ぎしてやろう!という方が多かったのでしょうね。
泉忠司氏が紹介したコインでは、ADAがありますが、このコインは日本を中心にICOで69億円を調達しました。
上場後、価格は400倍に急騰したことで、泉忠司氏が紹介するコインはすごい!というイメージが付いたのでしょう。
この人が紹介するコインなら爆上げ間違いなし!と思い込み、ノアコインのICOに参加した人も多かったと思います。
私は、ノアコインのICOには参加していませんが、参加していた人は悲惨な目に遭ったはずです。
上場後に1円台で高値掴みしてしまい、酷い目に遭いましたw
ノアコインのICO価格は日本円でいくらだった?
ノアコインのICO価格は、日本円で約0.7円でした。
購入した時期によって単価は多少異なります。
そして、上場後の初値はICO価格の6倍以上にも上り、最高値でICO価格の10倍にまで高騰しました。
ここで売った人が一番得をしましたね。
ただ、ICOで購入した人は配当があるので、売りたいけど売らない人が多かったと思います。
ただ、ADAの400倍の急騰を知っている人から見れば、大したことない、もっと上がるはずだ!
そう思い、保有し続けていた方も多いことでしょう。
ADAの爆上げを知っている人からしてみれば、6倍とか10倍なんてまだまだと思っていた方も多いのではないでしょうか?
ノアコインの運営がプラチナム社へ!
現在のノアコインの価格について、言及する前に、話しておくべきことがあります。
ノアコインは元々「Noah Foundation」というフィリピンの非営利団体が立ち上げたものでしたが、2019年に事業売却され、プラチナム社が運営を引き継いでいます。
コイン名もNOAH→NOAHP(ノアプラチナム)に変更になっています。
ただ、以前からの名残で、現在もノアコインと呼ばれることが多いです。
ノアコインの現在の価格は?大損しすぎてヤバイ!【追記あり】
ICO価格が、日本円で約0.7円に対し、NOAHPの現在の価格は・・・!
なんと・・・!
2021年9月25日現在、0.00103978円です!
価格はICO価格の約0.15%とものすごーく安い価格になってしまっています。
例えば、ICOで100万円分購入していたとすれば、現在の価格でたったの1,500円ということです。
これはいくら何でもヤバイですよ。
ノアコインは当初はイーサリアムベースのトークン(ERC20)でしたが、プラチナム社に移行してからBTCNEXTという取引所でスワップするように指示され、多くの方がBTCNEXTにノアコインを入金し、スワップ作業を行ったと思います。
私もやりました。
が、スワップせずに他の取引所で全部処分しておけばよかったと今では後悔していますね。
以下、追記です。
NOAHPが取引できたBTCNEXTですが、現在こんな状態ですw
これはもうオワコンですねwww
ノアコインは詐欺確定?フィリピン公認は嘘で返金!
ノアコインは、「フィリピン政府公認の一大プロジェクト」という謳い文句で、ICOが行われました。
しかし、ICOが行われた後、フィリピン政府により、ノアコインに一切関与していないことが発表されたのです。
フィリピン政府公認の一大プロジェクトではなかったことが明るみになり、ICO参加者で返金希望者には返金するとして、実際に返金されたようです。
ノアコインのICOの広告塔だった泉忠司氏は、逮捕はされていないものの、実際にはフィリピン政府非公認にも拘らず、フィリピン政府公認の一大プロジェクトとしてICOで資金調達したことから集団訴訟を受けているようです。
ただ、返金希望者にはきちんと返金され、さらに、上場もしたので、完全に詐欺とは言い切れない印象はありますね。
価格が0.15%に落ち込んでいることを考えると、返金対応してもらった人は良かったですね!
ノアコインの黒幕は泉忠司?
ノアコインを立ち上げたのはフィリピンの非営利団体である「Noah Foundation」で、泉忠司氏は協力する形でプロジェクトに関わりました、そうではなかったことが記事で暴露されています。
仮想通貨系YouTuberの暗号郎さんも動画で取り上げていますね。
NOAHPROJECTの知られざる真実-あのメンバーが黒幕だった。
2016年10月11日、黒幕の4人と関係者は100億円PROJECT として、ここマラカニアン宮殿に結集しました。
松林克美、川尻征司、泉忠司、土屋ひろし。この4人が黒幕だった。
NOAH FOUNDATIONは彼ら日本人によって作り出された架空の非営利団体による架空のPROJECT だった。
そして、NOAH関係者により運営売りが行われ、1satoshi まで暴落し、1対1スワップを反古し、総発行枚数を915億NOAHから2160億NOAHに戻された。
NOAH PROJECT は100億円を集金するだけの見せかけの張りぼてPROJECTにすぎなかったのだ。
ノアコインの黒幕が暴露されてコミュニティが大荒れ
2016年10月に、フィリピンのドゥテルテ大統領の晩餐会がマニラで行われ、黒幕とされる4人の人物を含むノアプロジェクトの日本人の関係者が集まりました。
そこで、恵まれない子供たちのために、黒幕から1千万ペソが寄付されました。
暴露記事では、SNSや会社の登記簿等から、黒幕の4人とノアプロジェクトの関係者に深いつながりがあることが証明されています。
また、元々のノアコインの発行枚数が2160億枚という中途半端ない枚数でしたが、消費税の8%を勘案するとしっくりくる内容が記載されていました。
確かに2000億枚に8%を乗せると確かに2160億枚になりますね。
他にも、Noah Foundationの過去の公式サイトの英語が簡易的で、会社の住所がホテルとなっており、HTMLソースには日本語もあり、日本人が海外のサイトを装って作った疑いがあるとも書かれています。
これらは、あくまでも暴露記事を書いた人の調査した結果で、集金目的の架空のプロジェクトだと言い切るのは良くないかもしれません。
ノアプロジェクトを引き継いだプラチナム社もヤバイ?
ノアコインは元々「Noah Foundation」というフィリピンの非営利団体が立ち上げたものでしたが、2019年に事業売却され、プラチナム社が運営を引き継いでいます。
ノアコインは、引き継いだ後も問題だらけです。
- 総発行枚数増加
- ノアコインのロック
- ロック解除率の変更の投票ルール
- プラチナム社のLIVE会議の流出内容
- ノアブロックチェーンの開発資金の調達or中止かの投票
総発行枚数増加
ノアコインの総発行枚数は2160億枚に増加し、増えた分は運営側が保管しているということで、運営による売却が行われ、価格が暴落する可能性が出てきます。
ノアコインのロック
実は、ノアコインがBTCNEXTに上場した直後、ノアコインの価格は約14倍に高騰しました。
「やっと報われるか?」と喜んだのも束の間、ノアコインは99.5%ロックされ、毎月0.5%しか解除されなくされてしまいました。
価格が高騰しても見ているだけで、ほぼ売れないのですから意味がないですね。
全部解除されるまで16年半ですね。
また、高騰したとは言っても、ICO価格には全く届いていませんので、売れたとしても売るに売れない方も多いと思います。
ロック解除率の変更の投票ルール
ホルダーの投票により、解除率が変更できるようになっているものの、投票のルールがヤバかったのです。
ノアブロックチェーンに提案をすることは誰でも可能ですが、提案を作成するには7,500ドル、提案を投票段階に進めるには15,000ドルの入金が必要とルールが決められていました。
提案の作成と、投票段階に進めることで、合計22,500ドル必要ということです。。。
日本円で約250万円。
ロックの解除率を変更する提案をしようとすると、250万円分のノアコインが必要になるということです。
これは、現実的ではありませんよね。
しかも、否決されたとしたら、入金したコインは返金されないということですので、無駄に終わる可能性があります。
プラチナム社のLIVE会議の流出内容
ノアプラチナムのLIVE会議の流出した内容がヤバイです。
残念ながら、現在は動画が非公開になってしまっており、観れない状態ですが、内容はメモしておりますので、紹介します。
私たちはブロックチェーンを作りたいと思っています。
NOAHブロックチェーンを利用している人は、おそらく全体の1%程度と非常に少ないです。
NOAHブロックチェーンの熱狂的なファンがいるということです。
群れはこの人たちについていきます。
だから、このような人たちがいることは私たちにとって有益なのです。
盲目的に投資する人でも技術系の会社に投資したいと思ってくれるので、技術系の会社であることにメリットがあります。
彼らは盲目的に投資します。
羊飼いは彼らを一方向に導いてくれる。
だから、技術系の会社にならなければならない。
そのためには、何らかの予算をかけよう。
そして実際にNOAHブロックチェーンを開発しよう。
そして、それを人々に与えましょう。
私たちには、NOAHメインネットを使うのが好きな小さなコミュニティがあります。
だから、このコミュニティと協力しましょう。
そうすれば、見てください。
私たちはさらに発展することができます。
私たちがメインネットを宣伝すれば、NOAHメインネットを使っている人たちは1%しかいなくても人々は、心無い家畜のように彼らについていくでしょう。
残念ながら、失礼だとしても、それはそれで、彼らは心のない牛のようなものなんですよ、わかりますか?
じゃあ、IvanとAnzorに近いうちにリリースされるであろうアップデートを考えてもらおう。
だから、まず、2つ必要なことがある。
いいか、今私たちはブロックチェーンの有用性を知らない。
ブロックチェーンは数年前に誇大宣伝されました。
そしてこの傾向はとどまっています。
ブロックチェーンで遊べるようにすることで、人々を幸せにする必要があります。
私たちは、そのごく一部の人々のためにそれを作る必要があります。
彼らはブロックチェーンで遊ぶのが好きなのです。
だから、彼らのためにゲーミフィケーションを作り、何か「真剣に」遊んでいると思わせる必要があります。
AnzorとIvanは、それをどうやって実現するか考えているのだろうか?
なぜなら、この人たちが嬉しそうに鳴いてくれれば、それはそれでいいんだけどね。
「かっこいい!ブロックチェーンで遊ぶの大好き!」と。
残りの牛たちは、ブロックチェーンで遊ばなくても、お金をもって彼らについてくるでしょう。
彼らは私たちにお金をくれるだけです。
でも、彼らには「うわー、かっこいい!」といってくれる人が必要なんだよ。
翻訳されたものなので、表現が分かりづらいところもあると思いますが、この内容はヤバイですよね。
ノアホルダーを「群れ」と称し、よくわかっていなくても盲目的に投資してくれるとバカにされています。
確かに、私がノアコインを購入したきっかけは、周りが購入して儲かると騒いでいたからってだけなんですよね。
確かに、私も盲目的に投資している人でしたw
最後の部分なんて、「彼らは私たちにお金をくれるだけ」と言われています。
ノアコインを保有している人は、もう諦めている人、まだワンチャンあると思っている人、様々いますが、この件をどう思っているのでしょうか・・・?
情報を今も追っている人であれば、知っているはずです。
日本語訳が適当なのか分かりませんが、「実際にNOAHブロックチェーンを開発しよう」という表現からは、実際には開発していないと聞こえるような気がします。
ヤバイ内容の動画が流出したもんですよね・・・。
ノアブロックチェーンの開発資金の調達or中止かの投票
最近、投票があったようです。
何の投票かというと、こちらです。
ノアブロックチェーンの未来を決めるためにご協力ください。
私たちのチームは2年以上かけてノアブロックチェーンを開発してきましたが、期待していた結果を得ることができませんでした。
さらなる開発のための資金(200万ドル以上)を調達するか、この取り組みを中止するかを決定する時が来ました。
もう価格の下落がヤバくて、買いが全くない状況ですし、アントン氏の言う「盲目的に投資する人」も、今では目が覚め、少なくなってきているはずです。
これはもう最後の搾取が始まりそうな予感がします。
ノアコインで学んだことは諦めが大事ということ
これだけ暴落して、買う人もいないので売るに売れないノアコインですが、私は諦めは大事だと思います。
私も今の価格で数千円分とかおそらく保有していると思いますが、正直もうどうでもいいと思っています。
他の爆上げしているコインを尻目に、ノアコインだけに執着していると、機会損失につながります。
ノアコインに執着して買い増しし続けていたあの時、あのコインを少しでも買っていれば・・・。
こんな結果になってしまっては遅いです。
今回は高い勉強代だったと思い、あきらめた方が良いと思います。
まとめ:ノアコインの現在は?詐欺確定?価格はどうなった?
当記事では、「ノアコインは詐欺確定?大損しすぎで価格がヤバイ!」と題して、解説してきました。
泉忠司氏が紹介したコインは、成功したもの、失敗したもの、それぞれありますが、ぶっちゃけ、泉忠司氏は報酬をもらっているので、購入した人が儲かろうが損しようがどっちでも良いのだと思います。
また、ノアコインで大損して学んだことは、何か不正があると、やっぱりそのコインはダメなんだなと。
フィリピン政府公認ではなかったですし、プラチナム社に引き継いでも、流出したLIVE会議の内容でも詐欺師のような発言多数です。
しっかり儲かるコインかどうかを見極める目と、諦める潔さは必要だなと感じました。
コメント