アフィリエイトサイトって売れるらしいけど、どんなことに注意したらいいんだろう?
こういった疑問に答えます。
この記事を書いている私は、サイト売却を3回経験しており、一度競業避止義務違反で、大失敗した経験がありますので、注意すべき点は分かっております。
あなたには、あんな失敗を経験してほしくない!
今回は、サイト売却の注意点について、失敗談を交えてお伝えしたいと思います。
目次
サイト売却で失敗した体験談!注意点は競業避止義務違反!
サイト売却は、仲介サイトを介して行います。
簡単に手順を記載すると、以下の通り。
- サイト売却の仲介サイトに登録する
- サイト売却の仲介サイトに掲載される
- 問い合わせがあれば、回答する
- 「この人に売却したい!」という人が現れたら、スカイプやメール等で会話する
- 売却先が決定する
- 契約書を仲介サイトの方に作成してもらい、双方に郵送される(買主と売主の2部作成)
- サイト移転作業をする
- 完了!
仲介サイトによって、流れは少し異なりますが、大体の流れはこんな感じです。
私は3回程サイト売却を経験しており、それぞれ100万円・130万円・220万円で売れました。(※実際には手数料等で手元に来た額はもっと少ないです。)
売却したサイトの詳細は以下の通り。
種類 | 売却金額 |
---|---|
トレンドブログ | 100万円 |
特化ブログ | 130万円 |
特化ブログ | 220万円 |
個人で作ったブログがこれだけ高額で売れるのです。
ただ、タイトルにもある通り、私は買主とトラブルになった経験があります。
買主とトラブルになったのは、100万円のトレンドブログを売却したときです。
初めてサイト売却したときのことですね。
その時のことをお話しますね!
売却したトレンドブログは仲介サイトに掲載して2ヶ月目に売却が決定しました。
サイト売却は大体が売却したら終わり!ではなく、サポート期間があり、その期間内はサポートをしてあげる必要があります。
例えば、「ここの広告を変更したいのですが、どこをいじれば良いですか?」とか「今後PVを伸ばしていくにはどんな記事を増やしていけば良いと思いますか?」等。
売却直後は、やはり質問が多くくるものですが、後になってくればほとんど質問も来なくなってくるものです。
ほとんど連絡もなくなり、サポート期間がもう少しで切れそうになるぐらいのある日、買主からこんなメールが届きました。
このサイトはカケルさんのものですか?
https://xxxxxx.com
このメールを見た私は、「え!?」と思いました。
それは私の運営していた別のサイトでした。
そうですけど、どうしましたか?
このように返信しました。
私は当時トレンドブログを2つ運営しており、1つだけ売却しました。
トレンドブログを売却しようと決断した時点で、もう1つトレンドブログを開設していたのです。
新しく開設したトレンドブログは、当時はかなり弱く、上位表示もほとんどされていない弱小ブログでした。
しかし、本格的に新しいトレンドブログを更新していくうちにアクセスの爆発を繰り返し、急激にパワーを付けて強いブログになっていきました。
ブログ開設初期の頃に更新した記事には、キーワードが丸被りしていた記事もあり、その記事が売却したトレンドブログの順位を抜いてしまっていました。
おそらく、記事のテイストが売却したブログと似ていたため、私が運営しているのでは?と思ったのでしょうね。
このことを話したところ、買主が「競業避止義務違反で訴訟をする」と言い出し、トラブルになってしまいました。
契約書には競業避止義務について、このように記載されていました。
当初指摘された記事は、サイト売却前に書いた記事だったため大丈夫と思っていました。
しかし、この文章から察するに、譲渡日以降は類似サイトの運営自体NGのように読み取れます。
類似した記事の更新がサイト売却前だろうと後だろうと関係がないということです。
そこで、自分に非があることを認め、類似ジャンルの記事の全削除で対応しようとしましたが、これだけでは済みませんでした。
私に非があったのは事実ではありますが、メールの文章がめちゃくちゃ高圧的でこの人と関わることが本当に嫌で、逃れたい気持ちでした。
で、結局どうしたのかというと、保有していたトレンドブログを無償譲渡することをこちらから提案して、話がまとまりました。
売却したサイトは運営歴は短いものの月10万円に達していましたし、私は収益の柱を失うこととなってしまいました。
おそらく、無償譲渡したサイトを売却したとしたら、売却したトレンドブログよりも運営歴が短いですがパワーがある状態でしたので、100万円は超えていたでしょう。
所有していたトレンドブログを無償譲渡することで、なんとか事を収めたものの、これはかなりの損失でした。
このようなトラブルを避けるために、競業避止義務だけはきちんと確認しておくべきです。
契約書の競業避止義務の文章を読んで、しっかり売主と買主の間で認識合わせしておくべきです。
もし文章が曖昧な表現だったり、競業避止義務の項目がないという場合は、売主と買主間で確認をしてください。
サイト売却する相手はしっかり選ぼう!
サイトを買いたい人には、色んな目的があります。
例えば、以下のような目的です。
- サイトを育てるのが大変だから、最初から収益が上がっているサイトがほしい
- このままでは税金で持って行かれる額が大きいから、サイトを購入して経費として使って節税したい
買主は個人が相手の場合もありますし、法人の場合もあります。
他にも色んな目的があるとは思いますが、大きく分けるとこの2つです。
1つ目はサイトを購入して、そのサイトを育てていく意志のある人。
2つ目はサイトを購入しても、収益を上げる気はあまりなく、節税することが目的の人。
私は2回サイト売却経験がありますが、節税目的でサイトを購入する人の方が売る側としては楽だと感じています。
私が130万円で売却した特化型ブログを購入した人は、確実に節税目的で購入したなと思っています。
売却した特化型ブログを久々に覗いてみましたが、一切更新はされておらず放置状態でした。
サポート期間は3ヶ月設けていましたが、一度も連絡が来ませんでした。
サイト売却の手続きも3月中に支払いを済ませたいと急いでいるようでしたので、年度内の経費として計上したかったのでしょう。
このような相手であれば、売主側としてもかなり楽です。
逆に、こういう人には売却すべきではないというのは、アフィリエイト完全初心者です。
私がトレンドブログを売却した相手も完全初心者で、何かと連絡が来て、時間が取られることが多かったです。
「そんなの自分で考えてやってよー。。。」と思うことも多いです。
このとき、私がトレンドブログを売却するときの決め手になったのは、仲介サイトの人から「最近他にもサイト購入経験がありトラブルもない」と言われたことでした。
確かに、競業避止義務に関して、私に非はありましたが、当時のトラブルは本当に精神的に来ました・・・。
仲介サイトは売買が成立し、譲渡が完了してしまえば、その後のトラブルには一切関与してはくれません。
契約書を弁護士が作っていたとしても全く関係ありません。
仲介サイトの人の言うことを全てを鵜呑みにするのではなく、自分でしっかり売却して良い人かどうか見極めましょう。
これは直接スカイプで話すと質問の質で判断できると思います。
売却を急ぐのではなく、「自分が納得した人でないと売らないよ!」というスタンスでいたほうが良いです。
言わば、娘を嫁に行かせるような感覚です。
ちなみに、売却&譲渡したトレンドブログを見に行ってみると、「これでは全く上位表示できないだろう・・・。」と思うような記事を多数書いておりました。
タイトルの付け方から記事の書き方まで、まるでなっていません。
これでは、サイトの足を引っ張ることになり、マイナスでしかありません。
収益はかなり落ちていることでしょう。
タイトルだけで50文字オーバーはさすがにない・・・。
まぁ、もう関わることもないので、どうでもいい話ですが・・・。
サイトを高く売却する方法は?
3回のサイト売却をして、私なりにサイトを高く売却する方法が見えました。
具体的には以下の3つです。
- 売却前に収益を上げておく
- 12月と3月のどちらかの売却を目指す
- サイトの見た目を改善する
1つ1つ解説していきますね。
売却前に収益を上げておく
サイト売買の仲介サイトに登録する前にできるだけ収益を上げておきましょう。
これは当然のことですね。
月10万円稼いだことがあるサイトでも今たったの2万というサイトと、数ヶ月前は2万だったけど今10万円のサイトでは、今10万円稼いでいるサイトの方が価値が高いのは当然です。
直近の売上が上昇傾向であったほうが高く買ってもらえます。
12月か3月の売却を目指す
サイトには高く買ってもらえる時期があります。
12月か3月は高く売却しやすいです。
年内、もしくは、年度内に節税目的でサイト購入したいという方に売るのが最も高く売れると思います。
最初からこの時期の売却を目指してサイトを作り込むのもありだと思います。
節税目的でサイトを購入する人は、別にそのサイトで収益を上げたいわけではないため、サポート期間にほとんど質問もありません。
サイトの見た目を改善する
サイトの見た目は月々の収益にはあまり影響しませんが、買主としては見た目が良いに越したことはありません。
サイト売却仲介サイトに登録する前に、ヘッダー画像を作り、見た目を良くしておく等、改善しておきましょう。
サイト売却する理由は?
サイト売却を経験したことのない人は、なぜ収益が上がっているサイトを売るのか?と疑問をお持ちの方もいると思います。
このような疑問にお答えします。
例えば、月々10万円収益が上がっているサイトを売却するとします。
ジャンルにもよると思いますが、おそらく120万円ぐらいでは売れるでしょう。
一応、相場というものがありまして、月の収益の12ヶ月分~18ヶ月分ぐらいと言われています。
月々10万円収益が得られるサイトを120万円で売却する場合、1年分の収益ということになります。
しかし、もしそのまま運営していたら収益が大幅に下がってしまうこともあります。
もしかしたらそのまま運営していて1年間の収益が60万円になってしまった!ということもあるかもしれません。
私も経験ありますが、Googleのアップデートで影響を受けることも多いですよね。
サイト売却は、今後得られるであろう収益を前払いしてもらえるというイメージで、Googleのアップデート等による減収のリスクを避けることができるというメリットがあります。
まとめ:サイト売却で失敗した体験談!注意点は競業避止義務違反!
この記事を読んでいるということは、これからサイト売却を考えている方も多いかなと思うのですが、何度も言うようですが、競業避止義務はきちんと認識合わせをしておいた方が、後々トラブルにならずに済みます。
また、サイト売却は一気に大きな金額を稼ぐことができるので、サイト売却で得た金額を投資に回したりして、さらに大きな金額を稼げる可能性もあります。
実は私は、サイト売却で得たお金を仮想通貨にぶっこんで一瞬億り人になりました。
一部利確し、現在は下がってしまっていますが、それでもまだ含み益は数千万円分あります。
このように、サイト売却により、大きな収益を得て、それをさらに投資することで莫大な利益を稼げるきっかけにもなるのです。
あなたもぜひ一度サイト売却を経験してみることをおすすめします。
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